![]() |
|||||||
落とし穴に落ちないためには |
|||||||
【落とし穴に落ちないための3ヶ条】 | |||||||
![]() |
|||||||
1.要確認レセプトがない場合には「請求確定(エラー分含む)」をクリックする。 | |||||||
2.「オンライン受領書」は毎月発行する。 | |||||||
3.発行した「オンライン受領書」は必ずレセコンの「総括表」と照合する。 | |||||||
【身近にある落とし穴】 | |||||||
今回の事例は、「レセコンの誤作動」「受付・事務点検ASP の誤認」「事務の誤操作」という3つの偶然が | |||||||
重なった稀なケースでした。 | |||||||
ところが、これに似たケースは決して珍しいことではありません。 | |||||||
受付・事務点検ASP がエラーを検出した場合、エラーを修正した後、再請求すれば正しい請求です。 | |||||||
|
|||||||
一方で、うっかり「請求確定(エラー分含む)」をクリックしてしまった場合には、エラー分のレセプト | |||||||
は返戻か査定になるだけで診療報酬が支払われないということはありません。 | |||||||
![]() |
|||||||
日頃から「請求確定(エラー分含む)」をクリックする習慣をつけておくと安全です。 |
|||||||
【請求確定時の注意事項】 | |||||||
![]() |
|||||||
注:「請求確定(エラー分含む)」で請求を確定した場合でも、「受付不能」のレセプトは含まれません。 | |||||||
【オンライン受領書】 | |||||||
オンライン請求には「オンライン受領書」を発行する機能があります。 | |||||||
「オンライン受領書」は確かにオンラインでレセプトを受け取ったというサーバーが発行する受取書です。 | |||||||
![]() |
|||||||
「オンライン受領書」はオンライン請求が確定した後に、請求確定件数をクリックするだけで簡単に発行 | |||||||
することができます。 | |||||||
「オンライン受領書」は紙に印刷する(印刷レイアウト)こともできますし、csvファイルとしてダウン | |||||||
ロードすることもできます。 | |||||||
【落とし穴に落ちないためには】 | |||||||
コンピュータは万能ではなくオンライン請求には落とし穴があります。 | |||||||
「オンライン受領書」を発行するだけでは不十分です。「オンライン受領書」のレセプト件数、点数と | |||||||
レセコンから出力した総括表のレセプト件数、点数を照合することにより、レセプトがきちんとオンライン | |||||||
請求されたかどうかが確認できます。 | |||||||
今回の事例となった医療機関は月によって「オンライン受領書」を発行していましたが、「総括表」との | |||||||
照合までは行っていませんでした。 | |||||||
もしも、「請求確定(エラー分除く)」で請求の確定し、「オンライン受領書」を発行して「総括表」との | |||||||
照合を行っていれば、少なくともレセプトが未収になることはありませんでした。 | |||||||